2013年7月10日水曜日

■冬眠する「女子の力」(その1)

これまで、
「XX女子」という言い方には
何とも言えない”ざらつき”を覚えていましたが、

最近一周して
「女子」もいいかも、と思えてきました


前々から、
街行く還暦を過ぎたであろう女性を見ていて、
「何かに似ている」と思っていたんですね

2ヶ月前(5月頃)から
仕事を定時であがれるようになって、

高校生、大学生の下校にぶつかることが増え
初めて気づきました

「何かに似ている」その正体は、
「女子高生」かもしれない、、、ということ

つまり、
女子高生のノリ ≒ 還暦女子(あえての女子)のノリ

3人女子高生が集まれば、
3人還暦女子が集まれば、

周りにどう見られるかは関係なく、
箸が転げても笑えてしまう

私も女子高生時代は、
本当にどうでもいいことで、
延々はしゃげてしまう、ということがありましたし

母世代を見ているとわりとそう


無邪気で賑やかで、華やかさがあるんです
横で見ていて気持ちよいほどに


それって、
根本的な何か—子供を宿す性の底力というか、
生命力のようなものに裏打ちされた”何か”なのかな?
と思ったり

それを「女子の力」と仮に呼ぶとすると、
大学生くらいにになると「女子の力」が「女子力」に微妙に変質していく…


「女子力」は、
外からどう見えるか?どう思われるか?
と、視点を外に置くニュアンスが加わるのに対し、

「女子の力」は、
女性であることも意識しない、自然な状態で発動するもの—
(あくまで私見ですが;)

私は、どちらかというと、
子供の頃から群れを好まない「奇行種」ですが、
わ、「奇行種」一発変換だった・・・!


それも行き過ぎると、
心が固くなってしまいますし、
自然な「女子の力」を見直している今日この頃


私に「女子の力」が確かにあった10代の頃までは、

悩みももちろんあったけど、
友達と無邪気にたくさん笑えていたな


いい意味で無駄な時間を、たくさん過ごしました


もちろん、今だって普通に楽しく笑えるけど、
箸が転げても、ということはあまりない、
というか、ほとんどない
「うふふ」「えへへ」くらい…


思いっきり笑えていた
自分が懐かしい

で、ふと思いました

20〜30代の時期、
もしかしたら、この「女子の力」は
忘れてしまうように出来ているのかもしれない

それは、妻として、母として、社会人として
ある種自然なことでもあるのかもしれないけど、

仕事、結婚、出産、、と、
まるで、カウントダウンタイマーがセットされたように、
生き方を決めなくては行けない(ように思える)時期

「女子力」を高めることにエネルギーが使われて、
周りからも無言の働きかけがあったりして、

いい意味でも、ネガティブな意味でも
「女子の力」は冬眠するのかもしれない


私は、何年か前まで、
看取りの最前線にいたこともあって

「死ぬとき後悔したくない」という思いが
多分少しだけ強いのですが、

根源的な「女子の力」を取り戻したい
と思いはじめています

そんな今日このごろ


追加記事 → ■冬眠する「女子の力」(その2)

マイペースに生きています

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